Windows 10にしてみた

あんまりしたくはなかったのだけれど、お客様側でも、もし新しいパソコンがWindows10だったらどうするか、というような問題が避けられないので、Windows10にしてみた。

自分はWindows8を自分の環境では使っていない。だから、私の言っていることは時代遅れかもしれないが、要するにWindowsはスマホかタブレットのようなものになった、ということだと受け止めた。すごく悪いわけではなくて、使えば使える。あまりストレスなく動いてはいる。

自分にとって重要と思えた点、ひっかかった点は

  • コントロールパネルで設定できる項目が少ない。自由度がない。たとえば画面表示のアニメーションをなくすとか、そういう設定がない。
  • たとえ設定できたとしても、その画面に行き着くまでに多数の画面遷移が必要になる。
  • ログイン前に通信できるアプリが表示できる。
  • Windows Updateを拒否できる設定がない。

Windows2000ぐらいの時期に、ログインではモード設定で「Ctrl+Alt+Delete」を押すとID/passwordの欄が全く空欄で表示されて、ちゃんとIDとパスワードを知っている人しかログインできないようにすることができた。Windows7でもそうだったのだけど、今のWindowsはそんなことはどこ吹く風で、最初からユーザ名が表示されている。

でも、こんなのは「新しくなったから」「タブレット対応したから」とかで、済ませられない問題だと思う。大事なデータを保管してる人だっているかもしれない。予想もつかないユーザ名を設定して、スタンドアロンで使っている人もいるかもしれないじゃないか。

ウィルスを作る人は、往々にしてそういう技能のある人だけど、そういう技能のある人がみなウィルスを作っているわけではない。かっちりした環境で開発して、あっと驚く便利なソフトを作っている人もいるかもしれない。それができる夢の環境・・・パーソナル・コンピュータ、PC・・・という前提が崩れてきているのか?そのうち、「WindowsはもうPCとしては使えない」ということになったりしないだろうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください